トップページ お知らせ 【イベントレポート】「南魚沼物件アイデア検討会 @銀座 / THE NIIGATA: Meet the People Vol.22」を開催しました!
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【イベントレポート】「南魚沼物件アイデア検討会 @銀座 / THE NIIGATA: Meet the People Vol.22」を開催しました!

2026(令和8)年1月17日(土)、銀座・新潟情報館 THE NIIGATA にて、新潟県南魚沼市から4名のゲストをお招きし、ワークショップイベント「南魚沼物件アイデア検討会 @銀座」を開催しました。

新潟県南魚沼市浦佐にある元スーパーの空き物件を題材に、参加者の皆さんと一緒に活用方法を考えるというワークショップです。都内に住む8名の方にご参加いただきました。

今回銀座にやってきたしまラボの皆さんは、
島田 奏大 さん(株式会社 島田組 代表取締役)
若井 勝也 さん(株式会社 島田組 営業担当)
伊藤 綾 さん(きら星 株式会社 代表取締役)
熊谷 浩太 さん(きら星 株式会社 取締役)
の4名です。

左から、島田さん、熊谷さん、伊藤さん、若井さん
本日の参加者は8名(男性6名、女性2名)です。
司会進行は、きら星の熊谷さん



<島田組の説明>

島田組は、建築・土木を手がける地方のゼネコンです。1920年に曾祖父が創業し、上越線の線路工事をきっかけに始まった会社です。
私たちがその線路を敷いたことで、周囲に人が集まり、やがて浦佐という町が生まれました。

私たちは、線路をつくること自体が目的ではなく、つくることで人が集まり、元気な町が生まれること、そこまで含めてが自分たちの仕事だと考えています。

最近は、皆さんもご存知の通り、地方では若い人が減り、高齢者が増え、空き家が年々増え続けています。かつて賑わっていた商店街がシャッター通りになり、持ち主や住んでいた方が亡くなると、次に活かすことができない建物も少なくありません。
そうなる前に、空き家や建物を次の人へと引き継ぎ、再び商店街のシャッターが開き、人の賑わいが戻る。そんな循環をつくり、もう一度、地元を元気にしたい。その想いから、今回の事業を始めました。

<きら星について>

私たちは、主に地方移住の支援に取り組んでいます。その中で、さまざまな課題に直面してきました。

「仕事がない」「住む場所がなかなか見つからない」
――こうした声は、移住を考える多くの方から聞かれます。

私たちは、ただ相談に乗るだけでなく、具体的な仕事の紹介や情報提供にも力を入れています。
たとえば、「今こんな会社が人を募集しています」「こういう仕事があります」といった情報を、動画なども活用しながら伝えています。

また、新潟にゆかりのある方は多いものの、「いざ移住しよう」と思ったときに、最初の一歩が踏み出せないという課題もあります。特に、いきなり新築で家を建てるのはハードルが高い。
そこで私たちは、いま大きな課題となっている空き家を活用し、リノベーションして住むという選択肢を提案しています。住まいと仕事、両方の面から、移住への“きっかけづくり”を提供しています。

<しまラボの説明>

これまで、不動産会社に物件を探しに行っても、土地であれば「写真・広さ・価格」くらいの情報しかなく、空き家に至っては写真だけ、というケースも少なくありませんでした。
それでは、「ここをどう使おうか」「いくらくらいかければ使えるのか」といった具体的な計画が立てられず、なかなか購入の決断ができない。結果として、物件が動かないという状況が生まれていました。

さらに、その建物には、そこに住んでいた持ち主の強い思い入れがあります。
特に地方では、代々引き継いできた家も多く、「人に譲る」「売却する」ということが、感情的に簡単に割り切れないケースも少なくありません。
その結果、物件が次の人へと引き継がれず、止まってしまうという課題がありました。

そこで私たちは、「空き家カルテ」という仕組みを考えました。

現在の建物の状態、このくらいの予算感でリノベーションが可能、といった情報を見える化し、実際に使い始めるまでにどれくらいの投資が必要なのかが分かるようにする。そうすることで、物件はもっと流通しやすくなると考えたのです。

そしてもう一つ、私たちが地元の企業として大切にしたいのが、その建物に込められてきた持ち主の想いです。「大切に住み継いできた家なんだ」という背景もきちんと受け止め、その想いも含めて次の使い手に伝える。そして、「この方なら大切に使ってくれそうだ」という形で、人と物件をマッチングする。 物件の条件だけでなく、感情の部分にも寄り添いながら、次の世代へとつないでいく。
そんな流れをつくりたいという思いから、この取り組みをスタートしました。

⇒しまラボについて詳しくはこちら

<浦佐について説明>



<空き家カルテの具体的な説明>


<ワークショップ>

空き物件の活用をグループごとに検討しました。



<発表>

参加者それぞれが考えた活用方法を説明しました。

参加いただきありがとうございました。


(参 考)
 参加者アンケート結果 

 <総括> 
・参加者は20~60歳代と幅広い年齢層にわたり、75%が男性、大学生2名の参加もあった。
・新潟出身者が多く、全員が何らかの形で新潟と関わりを持ち、新潟について理解のある参加者であった。
・満足度は100%となり、ワークショップを楽しんでいただけた。
・THE NIIGATAを「初めて」訪れた参加者が50%を占め、施設の認知向上に寄与した。
・「新潟への関心が高まった」と回答した参加者は87.5%と高かった。
・自由記述では、ワークショップの楽しさやアイデア出しの面白さを評価する声が多く、企画全体への満足度の高さがうかがえた。
・一方で、より多様な参加者の参加や地域情報の共有を充実させることで、さらに具体的な議論につながる可能性があるとの前向きな意見も寄せられた。

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