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新潟はお餅も日本一! 年明けに楽しみたいバラエティ豊かな新潟の郷土料理

新潟県といえば、言わずもがな「お米」。日本一の米どころとなると、「お餅」の出荷量も日本一を誇ります。そのほかにも、新潟の家庭料理「のっぺ」、村上の「塩引き鮭」など、新潟県には地域に根づいた多くの正月料理や食材があります。

今回は、お正月の「新潟の食」にフォーカスしその魅力をご紹介します。

もち米の王様〈こがねもち〉など…新潟が誇る日本一の「餅」!

国内随一の米どころ、新潟県。お米や日本酒にとどまらず、実は「お餅」も有名です。「切餅・包装餅の出荷額」では全国1位(令和3年)を誇ります。

とくに、新潟県産のもち米〈こがねもち〉は「もち米の王様」と言われ、コシが強くて伸びもよく、きめが細かいのが特徴です。

そのほかにも、幻のもち米と言われ現在は希少種とされている〈〆張もち〉や、新雪のような真っ白なお餅になる〈わたぼうし〉など、米どころ・新潟では、さまざまな品種のもち米があります。

餅だけじゃない! 新潟の正月の食卓

おいしいお餅だけでなく、新潟県には地域性に富んだ「正月料理」があります。ここでは「新潟の正月の食卓」を覗いてみましょう。

新潟ならではの「雑煮」に注目

地域によって違いはありますが、新潟の「雑煮」と言えば、醤油仕立ての汁にたっぷりと具材を入れたものがよく知られています。

大根やにんじんなどの根菜のほかに、しいたけや鮭を入れる地域もあり、具材でお餅が見えなくなるほどです。

また、佐渡の一部地域では、お餅につぶあんをたっぷりかけた「あん餅」をお雑煮の代わりに食べるそう。地域によるお餅の食べ方の違いもおもしろいですよね。

新潟県民のソウルフード「のっぺ」

新潟県の郷土料理の代表ともいえる「のっぺ」。里芋をはじめ、にんじんやきのこなどを煮込んだ料理で、独特のとろみが特徴です。今でこそ一年を通して食べられるようになりましたが、新潟の正月料理の定番でもあります。

正月だけでなく、お祭りや法事などの振る舞いごとがあればのっぺをつくる家庭が多く、味わいや具材は家庭ごとに異なります。

正月には縁起を担いで奇数の食材を使ったり、飾り切りをしたりするなど、雑煮やお煮しめと並んで華やかな正月料理として親しまれています。

新潟・村上のご馳走〈塩引き鮭〉

新潟県村上市には、オスの秋鮭を使った伝統食「塩引き鮭」があります。鮭と塩のみを原料として、寒風にさらしてつくる「鮭の干物」で、生の鮭にはないギュッと凝縮された旨みが楽しめます。

海で成長したあとに生まれた川へと還ってくる鮭は、縁起のよい魚として重宝され、大晦日の夜に「年取り魚」として神前に供えられ、正月には切り分けて食べられています。

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旨みあふれる熟成鮭新潟・村上の「塩引き鮭」

新潟の定番「鮭の昆布巻」

お正月料理のひとつである「昆布巻」。「よろ昆布(喜ぶ)」や「子生(こぶ)」など、祝いや不老長寿の願いが込められた縁起のよい料理として、おせちにもお馴染みの献立です。

全国的にはニシンを使ってつくられることの多い昆布巻ですが、良質な鮭がとれる新潟・村上を中心とする地域では、鮭を使った昆布巻が親しまれています。

鮭の薄紅色と昆布の深い緑色のコントラストが美しく、正月の食卓を彩ってくれます。

ほかにもまだある! 新潟の正月食材

このほかにも、新潟県には地域に根づいた正月料理がまだまだあります。

たとえば、佐渡の特産品であるいご草を練ってつくる「いごねり」(写真上)や、食用菊を使った「かきあえなます」、上越地方の「はりはり漬け」など、お正月やハレの席で振る舞われてきた郷土料理が数多くあります。

もともとは地域の特産物を使用した料理だったり、長い冬を越すための保存食であったり、どれも地域の風土や文化に根づいて生まれたものばかり。郷土食として知られている料理も、お正月に食べられる料理としてルーツのあるものがたくさんあります。

〈THE NIIGATA〉で取り扱いのある新潟の正月食材

新潟ならではの正月料理や食材を味わってみたい! そんな方はぜひ〈THE NIIGATA〉のショップを覗いてみてはいかがでしょうか。

〈THE NIIGATA〉では、新潟県産のお餅はもちろん、ここまでにご紹介したのっぺや塩引き鮭など、新潟の正月料理を取りそろえています。

〈越後もち〉〈玄米餅〉|株式会社渡英商店

「イタモチ」は、渡英商店が開発したロングセラー商品で、〈越後もち〉(左)はその元祖です。

つきたてを真空パックで梱包しているため、一般的なお餅よりも水分量が多く、風味のよさが際立っています。食べたい分だけ手で割って使うスタイルなのもユニークです。

玄米を使った〈玄米餅〉(中央左)は、新潟県産の水稲もち米を使った餅で、粗くつくことにより玄米特有のつぶつぶ食感を残しています。玄米ならではの香ばしさで、一度食べたらやみつきになってしまうかも。

詳しくはこちら:〈越後もち〉|株式会社 渡英商店〈玄米餅〉|株式会社 渡英商店

〈魚沼こがねもち〉|株式会社うさぎもち

〈魚沼こがねもち〉(中央右)は、新潟県魚沼地域で栽培された〈魚沼産こがねもち米〉を100%使用してつくられた切餅。伸びのよさや甘みは、まさに「もち米の王様」からつくられた餅ならではです。

丹念に杵でついてつくられ、お餅のおいしさや食感を存分に楽しめます。

詳しくはこちら:〈魚沼こがねもち〉|株式会社うさぎもち

〈たかの 佐渡産こがね餅〉|株式会社たかの

〈たかの 佐渡産こがね餅〉(右)は、新潟県佐渡産の特別栽培米〈こがねもち米〉を100%使用しています。

特別栽培米とは、化学合成農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で育てられたお米のこと。安全性を重視してつくられたこだわりのお餅です。

杵つき製法のお餅は、ほどよい粘りと伸びのよさが特徴です。

詳しくはこちら:〈たかの 佐渡産こがね餅〉|株式会社 たかの

〈新潟せんのや のっぺ〉|株式会社丸魚魚沼水産

新潟せんのやは、のっぺをはじめ新潟のご当地グルメを展開しています。新潟せんのやののっぺは、野菜と貝柱を一緒に煮込むことで、上品で深い味わいと旨みが楽しめるひと品に仕上げられています。

調理済みなのですぐに食べられて、温めても冷たいままでもおいしくいただけます。ご自宅でも新潟の家庭料理をご堪能ください。

詳しくはこちら:〈新潟せんのや のっぺ〉|株式会社丸魚魚沼水産

〈塩引鮭〉|有限会社まえた

新潟市で水産加工品を取り扱う有限会社まえたの〈塩引鮭〉(左)は、古くから新潟に伝わる製法でつくられており、なんと塩をまぶしてからできあがるまで2週間かかるそう。

ひとつずつていねいに塩をなじませ、気温や湿度によって乾燥時間を細かく調整しながら仕上げた塩引き鮭は、鮭本来の旨みを存分に楽しめます。

詳しくはこちら:〈塩引鮭〉|有限会社まえた

〈越後村上名産 塩引鮭切身〉|大栄魚類株式会社

厳選された秋鮭を、昔ながらの手作業で塩引きした〈越後村上名産 塩引鮭切身〉(中)。塩抜き後は、村上地域特有の低温多湿な風にさらして乾燥させることで、独特の風味を引き出しています。

解凍したあとにフライパンやグリルで焼くだけで、皮までパリッと仕上がり、鮭の香ばしさが広がります。

〈塩引鮭 粗ほぐし〉|株式会社総合食品さいとう

塩引き鮭を焼いてフレーク状にした〈塩引鮭 粗ほぐし〉(右)。手作業で粗めにほぐした鮭は、ご飯との相性も抜群で、調理することなくサッとご飯にのせて食べられるのがうれしいポイント。白米だけでなく、おにぎりやお茶漬けにもおすすめです。

詳しくはこちら:〈塩引鮭 粗ほぐし〉|株式会社総合食品さいとう

〈新潟せんのや 紅鮭昆布巻〉|株式会社丸魚魚沼水産

ほどよく脂ののった紅鮭を、北海道産の厳選した昆布で巻いてつくった〈紅鮭昆布巻〉。4時間かけてやわらかく煮上げており、鮭の豊かな味わいと昆布の旨みが楽しめます。

鮮やかな紅色は、新年を祝うおせち料理にぴったり。お正月以外でも、ご飯のおともやお酒のおつまみにご活用ください。

正月は「新潟の食」で新年を迎えよう!

日本一を誇るお餅をはじめ、地域文化に根ざした塩引き鮭、のっぺなど、新潟には多くの正月料理・食材があります。新潟の日本酒と合わせて、お正月の食卓を囲むのもいいですね。

〈THE NIIGATA〉で買える新潟の正月食材をチェックして、いつもよりもちょっといい新年を迎えてみてはいかがでしょうか。

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この記事は、新潟県の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」の記事を引用・再編集してお届けしています。新潟県っておもしろそう!と思ってくれた方はぜひ覗いてみてください。
「新潟のつかいかた」:https://howtoniigata.jp/
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