金の世界遺産から生まれた土の芸術

金山の麓から産出される赤土の焼き物「佐渡無名異焼」

㊗世界文化遺産登録となった「佐渡島の金山」とも親和性の高い「佐渡無名異焼」。無名異焼の一番の特徴とも言える「赤土」は金山から掘り出された鉄分を大量に含んだ粘土。他の陶土より粒子が細かく、収縮率も高いため非常に固く焼き締まります。人間国宝の作品にも注目です。

カジュアルからフォーマルまで。ライフスタイルにあわせて広いシーンで大活躍！！

古くは茶器（湯呑や急須）や酒器にも日常的に用いられていた「無名異焼」。近年では、熱伝導率が高いことから食器を温めたり冷やして使う洋食店などでも重宝されています。ビアカップや箸置きなど家庭でのひと時に彩を添える焼き物は、窯元ごとに味わい深くその魅力が光ります。

世界遺産だけではない「佐渡島」の魅力

このたび、「佐渡島の金山」がユネスコ世界文化遺産として登録されることとなりました。そんな佐渡島は、「世界農業遺産」にも日本で初めて認定をされた美しい景観と、伝統文化・芸能が継承されるトキと共生する島です。食・文化・歴史・環境・そして人が融合する島「佐渡」をご堪能ください！