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1年のうち半年が「旬」! 枝豆県・新潟の多彩な枝豆と絶品レシピをご紹介

新潟県といえば、お米や日本酒のイメージが強いですが、実は枝豆の品種もバラエティ豊かで、作付面積は堂々の全国1位の「枝豆県」(農林水産省「平成28年産野菜生産出荷統計」)であることをご存知でしょうか。

この記事では、季節によって異なる枝豆の旬をご紹介するとともに、家庭でもできるおすすめの枝豆レシピをご紹介します。

新潟県民は枝豆が大好き!

新潟県民がいかに枝豆好きかということを証明するデータがあります。

農林水産省「平成28年産野菜生産出荷統計」によると、新潟県の枝豆の作付面積は全国第1位。一方で出荷量は順位を落として全国6位となっています。つまり、新潟県では枝豆がたくさん収穫されるものの、県内での消費量が多すぎるあまり、県外に出回っていないということがわかります。

出典:農林水産省「平成28年産野菜生産出荷統計」(「新潟のつかいかた」より転載)

それだけではなく、長岡市では世界枝豆早食い選手権」が開催され、2024年も第7回が7月に実施されたばかりで毎年多くの参加者が集っています。本大会は2016年からはじまり、2023年大会では200名を超える参加者が集まり、申し込み数が過去最多となり本戦出場のために予選大会まで行われるほど。新潟県民の「枝豆愛」を象徴するようなイベントです。

また、新潟県が全国でも有数の枝豆産地となった理由のひとつに、日本一の米どころである新潟県の農地が枝豆と相性が良かったことが挙げられます。米の転作作物として枝豆が徐々に定着し、全国1位の作付面積を誇るまでにいたったのです。

新潟県の枝豆は1年のうち半年が「旬」

ビールのお供といえば「枝豆」。ビールがおいしい夏に旬を迎えるというイメージですが、新潟では、枝豆の旬は種まきから収穫までの期間が短いか長いかで、早生(わせ)から晩生(おくて)に分類され、5月中旬〜10月中旬までリレーをするように訪れます。

そのため、新潟では春に収穫される爽やかであっさりとしたものから、秋にとれるホクホクしてコクの深いものまで、バラエティ豊かな枝豆がそろっているのです。

新潟県で栽培されている枝豆は、〈弥彦むすめ〉〈新潟えだまめ(早生)〉〈新潟茶豆〉〈新潟あま茶豆〉〈新潟えだまめ(晩生)〉の5種類に分類され、それぞれ品種ごとに数えると約40種類あると言われています。

【「新潟のつかいかた」関連記事】
新潟は枝豆県だった!?1年の半分近く旬を楽しめる枝豆カレンダー

旬の銘柄をラインナップ!
〈THE NIIGATA〉で購入できる枝豆

〈THE NIIGATA〉では季節に応じて、旬の枝豆をランナップしています。現在、入荷しているのは〈黒埼茶豆〉と〈伊彌彦(いやひこ)ちゃまめ〉(8月15日現在)の2種類。時期によって販売されている枝豆は異なりますので、店頭または入荷状況をご確認ください。

枝豆では国内初のGIブランド〈くろさき茶豆〉

〈くろさき茶豆〉は、その地域ならではの品質や特性を有する産品として登録される「地理的表示(GI)保護制度」に枝豆で初めて認定された銘柄で、新潟県が誇るブランド枝豆です。新潟県旧黒埼町は現在の新潟市西区の一部にあたり、8月初めからお盆にかけて収穫されています。

一番の特徴は「香り」。ほうじ茶を焙じるときの香りやポップコーンの香りに似ており、現在、〈THE NIIGATA〉の入口正面に陳列しているため、入店すると茶豆の芳醇な香りが広がっています。

そして、鮮度や味わいを優先し、まだ豆粒が小ぶりの「実入り8分」の状態で収穫されるため、小粒でもうまみの詰まった、しっかりとした歯応えが特徴です。

〈伊彌彦ちゃまめ〉

新潟県弥彦村で収穫される弥彦産の枝豆は、時期によって〈弥彦むすめ〉(5月上旬〜6月下旬)、〈伊彌彦ちゃまめ〉(7月上旬〜9月上旬)、〈伊彌彦えだまめ〉(9月下旬〜10月上旬)と、春〜秋にかけて3つのブランド枝豆が旬をつなぎます。

なかでも〈伊彌彦ちゃまめ〉は、完熟する前に収穫することで栄養分をたっぷりと含み、豊かな甘みが特徴です。現在、〈THE NIIGATA〉では、袋のまま洗ってそのままレンジで加熱できるタイプの〈伊彌彦ちゃまめ〉を販売しています。

「新潟のつかいかた」おすすめレシピ3選

もちろんそのまま食べてもおいしい枝豆ですが、新潟県の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」では枝豆のアレンジレシピを紹介しています。ちょっとアレンジを加えるだけで、いろんな楽しみ方ができる簡単レシピを掲載しています。

枝豆と豆乳のぽってりすり流し

「すり流し」とは、和製のポタージュのこと。豆乳に甘みのある新潟の枝豆を合わせることで、生クリームのようにミルキーながら、よりヘルシーなスープに仕上がります。

【所要時間】10分(漬ける時間は除く)
【材料】 2人分
・枝豆 …… 100グラム
・豆乳 …… 100ミリリットル
・白味噌 …… 少々
・塩 …… 少々
・花穂 …… 適宜
【作り方】
1. 枝豆を茹で、実を取り出す。
2. 薄皮をむく。
3. ミキサーに枝豆と他材料を入れて回す。
4. 花穂を乗せる。
【「新潟のつかいかた」関連記事】
混ぜるだけ!?ミルキーな甘みが絶品の「枝豆ポタージュ」に挑

枝豆の揚げ団子

モチモチとした食感に、にんにくと香菜の風味の効いたエスニックな香りがたまらない「枝豆の揚げ団子」。ひと口サイズで冷めても風味が変わらないので、お弁当のおかずにもおすすめです。茹でることが多い枝豆ですが、「揚げ」にもチャレンジしてみてください。

【所要時間】 15分
【材料】 2人分
・枝豆(正味) …… 200グラム
・玉ねぎ …… 50グラム
・にんにく …… 1かけ
・香菜 …… 50グラム
・片栗粉 …… 50グラム
・塩 …… 小さじ1/2
・片栗粉 …… 適量
・油 …… 適量

【作り方】
1. 枝豆はお湯で3分ほど茹で、サヤから出す。
2. 玉ねぎ、にんにくは粗くみじん切り、香菜はざく切りにする。
3. 片栗粉、塩、1、2をフードプロセッサーにかける。
4. ひと口サイズに丸めて、片栗粉をつける。
5. 中火で揚げる。

焼き枝豆

「茹でる」だけではなく、「焼く」「揚げる」もおすすめの食べ方です。今回はシンプルな「焼き枝豆」をご紹介します。

【所要時間】 10分
【材料】 2人分
・枝豆(正味) …… 100グラム
・塩 …… ひとつかみ
・ブラックペッパーやクミンシードなどお好みのスパイス …… ひとつかみ

【作り方】
1. 枝豆に塩を揉み込み、しばらく置く。
2. 30分置いたらフライパンに並べて蓋をし中火で5~8分ほど焼く
3. お好みでブラックペッパーやクミンシードなどのスパイスで味つけする
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ホームパーティーで活用!枝豆アレンジレシピ

〈THE NIIGATA〉では
「くろさき茶豆試食販売会」を開催中!

〈THE NIIGATA〉では、2024年8月15日~18日まで「くろさき茶豆試食販売会」を開催しています。くろさき茶豆の詰め放題や、〈くろさき茶豆〉のオリジナルグッズが当たる抽選会のほか、17日、18日には新潟県産の野菜や果樹、きのこ類を「新潟価格」でお買い求めいただける出張直売所をオープンします。

開催期間:2024年8月15日~18日
開催時間:15日 12:00~17:30、16日~18日 10:30~17:30
場所:〈THE NIIGATA〉3階イベントスペース
参加費:無料
主催:くろさき茶豆農商工連携協議会
web:くろさき茶豆試食販売会
この記事は、新潟県の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」の記事を引用・再編集してお届けしています。新潟県っておもしろそう!と思ってくれた方はぜひ覗いてみてください。
「新潟のつかいかた」:howtoniigata.jp

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