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パン、お菓子、ラーメン…いろいろ使える! 新潟の「米粉」が人気の理由とは?

健康志向の高まりを受け、近年注目されている「米粉」。米粉を使ったパンやお菓子は、グルテンフリーであること、小麦粉よりも低カロリーであることから、ここ数年で私たちの暮らしに徐々に浸透しつつあります。

新潟県でも、小麦粉の消費量のうち10%を米粉へ代替することを目指す「R10プロジェクト」が推進されており、米粉の普及を図るための取り組みが積極的に行われています。

今回は、そもそも米粉ってどんなもの? どうやって使うの? という基本的な疑問から、新潟県の米粉が人気の理由、米粉を使ったレシピ、〈THE NIIGATA〉の米粉関連商品まで、詳しくご紹介します。

実は「米粉」ってすごい!

「米粉」とは米を砕いて粉状にしたもの。歴史は古く、奈良時代から和菓子の材料として用いられてきた食材です。近年はグルテンフリーの食材として注目されており、新しいフードトレンドとして各メディアでたびたび取り上げられています。

長い歴史を持つ米粉があらためて注目されるようになった背景のひとつに、製粉技術の進化があります。

上新粉や白玉粉に代表される従来の米粉は、小麦粉と比べると粒が大きく粗い形状をしており、パンをつくっても膨らまないなど、小麦粉の代替にはやや不向きでした。

そこで、新潟県ではより小麦粉に近い米粉を目指して研究を重ね、独自の「微細製粉技術」を開発。従来よりも小さくて丸みを持つ米粉をつくることに成功しました。

この米粉はキメが細かく、小麦粉のようにサラサラとしているのが特徴です。これにより、小麦粉の代替として使えるようになり、米粉を使った料理のバリエーションも広がりました。こうして、パン、スイーツ、ラーメンなど、さまざまな料理で米粉が使われるようになったのです。

自宅で簡単!米粉を使った簡単レシピ

技術の革新によって、従来よりも手軽に使えるようになった米粉。新潟県の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」では、自宅で簡単につくれる、米粉を使ったレシピをご紹介しています。

フライパンで簡単米粉グラタン

米粉のもちもちとした食感と、焼き上がりのサクサク感を楽しめるグラタンのレシピです。フライパンとオーブントースターがあればつくれます。新潟県産の米粉なら、ダマになりにくく、粉をふるう必要もないためお手軽です。

【材料】 2人分
・鶏胸肉 …… 100グラム
・塩・胡椒 …… 少々
・米粉 …… 適量
・白菜 …… 200グラム
・玉ねぎ …… 1/4個
・しめじ …… 100グラム
・水 …… 1カップ
・牛乳 …… 1カップ
・塩 …… 小さじ1/2
・パセリ …… 適量

[水溶き米粉]
・米粉 …… 大さじ3
・水 …… 大さじ3
・ピザ用チーズ …… 50グラム

出典:レシピサイト『クックパッド』内「新潟県のキッチン」
【「新潟のつかいかた」関連記事】
2023年の食トレンドは「米粉」!小麦粉の代用だけではない、米どころ・新潟で考える「米粉」のつかいかた

〈THE NIIGATA〉で買える「米粉」商品

より気軽に米粉を楽しみたい方は、米粉を使った商品を試してみてはいかがでしょうか。〈THE NIIGATA〉では、ラーメンやスイーツ、手土産にも好適なお菓子など、新潟県産の米粉を使った商品を数多く販売しています。

〈新之助南蛮えびラーメン 塩味〉
〈新之助紅ずわいがにラーメン みそ味〉
〈新之助のどぐろラーメン 醤油味〉|丸榮製粉株式会社

まずは、もっちり食感が楽しめる米粉のラーメンのご紹介です。

〈丸榮製粉〉からは、新潟県産南蛮えびの出汁が入った〈新之助南蛮えびラーメン 塩味〉、紅ズワイガニの旨みが効いた〈新之助紅ずわいがにラーメン みそ味〉、上品な魚のおいしさを楽しめるのどぐろ魚粉入りの〈新之助のどぐろラーメン 醤油味〉の3つの味が発売されています。

麺は、大粒でコクと甘みがたっぷりの新潟米〈新之助〉からつくられた米粉を30%配合した特製麺です。魚介スープとの相性も◎。いずれも2人前です。

詳しくはこちら:〈新之助南蛮えびラーメン 塩味〉|丸榮製粉(株)〈新之助紅ずわいがにラーメン みそ味〉|丸榮製粉(株)〈新之助のどぐろラーメン 醤油味〉|丸榮製粉(株)
        THE NIIGATA 公式オンラインショップで購入する

〈魚沼お米の麺〉|有限会社魚沼米穀

新潟県魚沼の契約農家で栽培された米でつくられた生麺〈魚沼お米の麺〉(右)。麺に適した〈亜細亜のかおり〉という高アミロース米を使用し、特許製法で製造された麺は、真っ白でキメが細かく、強いコシを持ち、麺同士がくっつかないのが特徴です。

そのまま麺つゆにつけて食べてもよし、焼きそば、パスタ、煮込みなどの調理でもおいしくいただけます。

詳しくはこちら:〈魚沼お米の麺〉|有限会社魚沼米穀

〈NIIGATAひかりBAUM(ソフト)〉|株式会社青木農場

新潟県産コシヒカリの玄米粉でつくられた〈NIIGATAひかりBAUM(ソフト)〉(中央)。米粉のしっとり、もちもちの食感を最大限に生かして丁寧に焼き上げたソフトバウムクーヘンです。

沖縄・奄美のさとうきび原料糖を100%使用しており、コクや風味を楽しめます。グルテンフリーなので、アレルギーのある方にも安心です。

詳しくはこちら:NIIGATAひかりBAUM(ソフト)|株式会社青木農場

〈佐渡島トキのお米ロール〉
〈佐渡島トキのお米ロールフルーツ入り〉|株式会社しまや

特別栽培米である、新潟県佐渡産コシヒカリ〈朱鷺と暮らす郷〉を使用したロールケーキ、〈佐渡島トキのお米ロール〉(左)。もっちり、しっとり食感の米粉生地に、なめらかな生クリームを巻き上げた、やさしい甘さのスイーツです。

キウイやピーチなどの果実を一緒に巻き上げた〈佐渡島トキのお米ロールフルーツ入り〉(右)もおすすめです。生クリームの上品な甘みと果実のやさしい酸味のコントラストが楽しめます。

詳しくはこちら:〈佐渡島トキのお米ロールフルーツ入り〉|株式会社しまや

〈米ほろり 紅茶ミルク味〉
〈米ほろり 雪国ほうじ茶味〉|株式会社清野屋

〈米ほろり〉(左)は、小麦粉に新潟県産の米粉を混ぜ込み、アルファ化(デンプンを消化しやすい状態に変化)することで、「ほろり」とした食感に仕上げたクッキーです。

〈米ほろり 紅茶ミルク味〉は、アールグレーの紅茶パウダーを練り込んだ香り高い紅茶味。〈米ほろり 雪国ほうじ茶味〉は、お茶どころである新潟県村上市で製造された〈雪国ほうじ茶〉を混ぜ込んだ、ほんのり甘みのあるほうじ茶味です。

〈お米咲く咲くお米サブレ 12枚入〉|株式会社いえい

〈お米咲く咲くお米サブレ 12枚入〉(中央)は、新潟県産の米粉を使用したバター風味のサブレです。片面が最中の皮で包まれているユニークなお菓子で、サクサクとした新食感。和と洋の両方の味わいが楽しめます。サブレに練り込まれた黒ゴマもアクセント。

個包装なのでシェアしやすいのも魅力的です。手土産や贈答品にも好適です。

〈米粉クッキー〉|十日町すこやかファクトリー

新潟県の魚沼コシヒカリ100%の米粉を使用した、グルテンフリーの〈米粉クッキー〉(右)。バターや牛乳など乳製品を含む動物由来の原材料を一切使用しておらず、ヴィーガン認証を取得しています。

味は、特許製法のバターのような豆乳クリームを使用した「プレーン」、香ばしい香りが楽しめる「ほうじ茶」、1781年創業の老舗酒造〈越つかの酒造〉の純米大吟醸の酒粕からつくられた〈珀祥粕(はくしょうはく)〉を使用した「さけかす」の3種類です。

新潟県産の米粉をもっと楽しもう

製粉技術の向上などにより、近年進化を遂げている米粉。菓子・料理用、パン用、麺用と、用途に合わせた米粉も選べるようになりました。パンならふんわりと、スイーツならしっとりと、麺ならもちもちと、そして揚げ物などに使えばサクサクとした食感が楽しめます。

新潟県産の米粉を使って自分で料理をつくってみるもよし、米粉を使ったスイーツや麺を楽しむもよし。ぜひみなさんも、新潟県産の米粉を活用してみてください。

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2023年の食トレンドは「米粉」!小麦粉の代用だけではない、米どころ・新潟で考える「米粉」のつかいかた
この記事は、新潟県の魅力発信ポータルサイト「新潟のつかいかた」の記事を引用・再編集してお届けしています。新潟県っておもしろそう!と思ってくれた方はぜひ覗いてみてください。
「新潟のつかいかた」:https://howtoniigata.jp/

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